ナポリ発祥の「娼婦のパスタ」という意味のプッタネスカ。
名前の由来は諸説あるようです。
「娼婦は昼食時にも忙しく、海のものも畑のものもごった混ぜにしてパスタと和えて食べた」説、「娼婦が客をもてなすためのパスタ」説や、「激務の娼婦が体力を回復するために食べたパスタ」説、「刺激的な味わいが娼婦を思わせるパスタ」説、「娼婦同様たまに味わえば美味だが、毎日のように食べれば飽きるパスタ」説など様々である。
出典:Wikipedia
見た目からすると「作るのが難しそう」と思うかもしれませんが、実は材料さえ揃えてしまえば意外と簡単に作れるパスタです。
今回はそんなプッタネスカのちょっとアレンジ版のレシピを紹介させていただきます!
材料さえそろえれば作るの簡単!プッタネスカのレシピ(茄子入りのアレンジ版)
材料
・スパゲッティ…1~2人前
・トマト缶…1缶
・オリーブ…1瓶
・ケーパー…瓶半分
・アンチョビ…1人前2切れ目安
・鷹の爪…1本
・にんにく…2~3片
・塩胡椒…適量
・オリーブオイル…適量
・イタリアンパセリ(今回は三つ葉で代用)…適量
・茄子…適量2本
最後の茄子は本来使いません。
作り方
今回は本来使わない茄子に火が通るまで少し時間を要したので、この後の②~③くらいからパスタを茹で始めましたが、茄子を使わなければパスタが茹で上がる10分くらいの間にプッタネスカのソースも出来上がるので、この後の①と同じタイミングからパスタを茹で始めてOKです。
カルボナーラのレシピなどでも解説してますが、パスタを茹でる時はお湯を海水よりちょっと薄いくらいの塩加減にする事が重要。
この塩加減が完璧だとパスタの下味が整うので、ソースの味付けが最低限で十分になります(基本全てのパスタ共通)。
①フライパンでアンチョビをじっくり溶かす
フライパンにオリーブオイル、にんにく、アンチョビ、細かく刻んだ鷹の爪を入れ、超弱火でアンチョビをじっくり溶かすイメージで炒めます。
オイルが温まる前から各材料を入れた方がオイルにそれぞれの香りが移って味わいが増します。
②ケーパーとオリーブを投入
アンチョビの形が無くなるまで崩れて溶けたらケーパーとオリーブを投入します。
今回紹介している写真だとオリーブはそのまま丸ごと入れてますが、味が濃いので刻んだ方が良いです。
ケーパーもそのまま入れましたが、色々なレシピを見ていると包丁の横などで少し潰した方が味が広がって良いという意見も多いです。手間と感じなかったらやりましょう。
③茄子とトマト缶を投入
今回は茄子を使っているので、茄子にしっかり火が通るようにグツグツ煮るイメージで作ってます。
味見をし、もし少し薄いようであればここで塩胡椒で味を調えます。
オリーブとケーパーの味が濃いので味見をする時はそれぞれの食材もちゃんと食べてバランスをみましょう。
④茹で上がったパスタを投入
水分が減ってきたら最後に茹で上がったパスタを投入、刻んだイタリアンパセリ(今回は三つ葉で代用)を入れ、和えたら完成です!
パスタが茹で上がるのと同時にソースも出来るので調理時間も短いプッタネスカ
いかがでしたでしょうか?
「プッタネスカ」のレシピ紹介でした。
作るのが難しそうなパスタに見えますが、基本的には材料を順番通りにフライパンに投入していくだけ、食材の下処理もほとんどないのでパスタを茹でるのと同じ時間でソースも出来上がり、簡単素早く作れてしまいます。
トマトと合う食材であれば今回の茄子みたいに他の食材を入れてアレンジする事も出来ます。ナポリではツナを入れる事もあるみたいですよ!
ぜひみなさんも挑戦してみてください!
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