食材って何かと余ってしまう事が多いですよね。
本来使いたかった用途で使ってしまった後は何に使えば良いか分からず、結果捨ててしまう事も多くありませんか?
今回は「クリームチーズ」を使ったパスタレシピをご紹介します!
元々、奈良のお土産で買ってきた奈良漬けにクリームチーズを混ぜた「奈良漬けクリームチーズ」に使うために買ったものの、余った分のクリームチーズの使い道に迷っていた時に思いついたレシピです。
思いつきだったものの、かなり美味しいパスタが出来たので、これを作るためにクリームチーズを買っても良いかなと思うレベルです!(笑)
クリームチーズを余らせてしまってる方だけでなく、本来のレシピに使うペコリーノロマーノが苦手という方にとっての代替レシピとしても最適です。
目次
CACIO E PEPE(カチョエペペ)とは?
カチョエペペを直訳すると「チーズとコショウ」で、ローマを代表する名物パスタの一つです。
特徴はそのシンプルさで、使う材料はパスタ・黒コショウ・チーズ(ペコリーノロマーノ)の僅か3つだけ。
材料が限られているので、使う素材のクオリティや作り手の腕が試されるパスタとなっています。
クリームチーズを使ったCACIO E PEPE風パスタのレシピ
材料
・スパゲッティ…1~2人前
・クリームチーズ…1人前あたり大さじ1くらい
・黒胡椒…適量(この後の写真参照)
・ベーコン…適量(入れたい分だけ)
・パスタゆで汁
前述したように本来カチョエペペのメインの食材はチーズと黒胡椒だけなので、ベーコンやその他肉類は使いませんが、今回は余ったベーコンがあったので入れてます。
作り方
①パスタを茹でる
どんなパスタもまずはここからですね。②に進む前からパスタを茹で始めてOKです。
カルボナーラのレシピやプッタネスカのレシピでも解説してますが、パスタを茹でる時はお湯を海水よりちょっと薄いくらいの塩加減にしましょう。
塩加減がしっかりできたお湯で茹でる事でパスタの下味整うので、その後の味付けが最低限で十分になります(基本全てのパスタ共通)。
これをちゃんと実践するだけで美味しいパスタと微妙なパスタの違いが生まれます。
②フライパンに黒コショウをひいて香りが立つように煎る
黒胡椒をホールのまま先に煎ってからひく、という方法もあるようですが、手間なので直接フライパンに黒胡椒をひきます。
出来ればミルで直接ひいたものの方が、より香りがはっきりしてて良いです。
4~5分すれば胡椒の香りが広がってきますので次のステップに移りましょう。
③煎った黒コショウにパスタのゆで汁を加える
このタイミングでパスタのゆで汁をお玉一杯分、フライパンに入れます。
このステップを踏む事で胡椒の香りがゆで汁に行きわたり、後から加えるパスタとクリームチーズとも混ざって美味しいソースが出来上がります。
④ベーコンを投入
ベーコンを使う場合は③の直後に加えましょう。
今回のパスタはベーコンの香りよりも胡椒とチーズの香りを際立たせたいので、ベーコンが焦げないようにゆで汁を使って茹でるようなイメージで火を通します。
⑤パスタを投入
ベーコンに火がある程度通ったら茹で上がったパスタを投入しましょう。
この時、あえて水はあまり切らずにそのまま投入して大丈夫です。※この後解説
胡椒と事前に加えたゆで汁、ベーコンがパスタ全体的に行きわたるように和えます。
⑥クリームチーズを投入
最後にクリームチーズを投入します。
クリームチーズを溶かしたいので、最初は水分が多めにあった方が良いです。
もしこの時点で水分量が少ないようであれば追加でパスタのゆで汁を加えましょう。
そして火を通して和えながら、上記写真くらいまで水分が減れば完成です。
ペコリーノロマーノの代わりにクリームチーズを使ったCACIO E PEPE風パスタの出来上がり
本来のカチョエペペのレシピは実は、上記で解説した⑥にクリームチーズではなく、ペコリーノロマーノを削ったものを加えます。※ベーコンはもちろん使いません
今回紹介をさせていただいたレシピはペコリーノロマーノの代わりにクリームチーズを使った形のものとなっています。
クリームチーズが余った時に手軽に作れますし、ベーコン以外にも別の食材を使って作っても絶対美味しいパスタが出来ると思います。
ペコリーノロマーノが苦手なので別のチーズで代用したい方、クリームチーズが余っている方はぜひ一度試してみてください!
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